JH3DRN 趣味の徒然

主にアマチュア無線、電子工作について書いてます.

JTDX メモリ拡張設定が動作しない問題

前にも書いたが、JTDXをM1 Macで使用した場合、JTDXのドキュメントに書いてある手法ではメモリ領域が拡張されないので、仕方無くM1 Mac起動時に下記の様なコマンドを発効する事でこの問題を回避している。因みに JTDX Mac OS 共 最新にしているが状況は同じである。(備忘の為 再掲した)

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JTDX v2.2.156 リリース

JTDX v2.2.156 がリリースされた。先月のCQ紙でレビューされていた通り、このバージョンでTCIインターフェイスがサポートされた。国産の無線機をお使いの方には関係が無いと思われるが、私の様にSunSDR2DX シリーズのユーザに取っては有り難い事で、以前は仮想232cや物理的にUSBシリアル変換を2ポート使っていたのが不要かつ便利になった。ただ、オーディオでTCIを設定すると受信レベルが変更出来ないのと、送信時に電波が途切れる現象が発生しており、オーディオでの使用は断念し、従来のVB-Audio を使用する事になった。

画像は、今まで使っていた2ch USB シリアル変換器とJTDXの設定画面。

<変換器の説明> Macから見て2chシリアル変換器の1chはJTDXに接続し、2chはExpertSDR2 に接続されている。で、2ch変換器は物理的に 1ch:TXD→2ch:RXD, 1ch:RXD→2ch:TXD と配線している。仮想的な232C変換器も有るようなのだが、使っているMacがM1であった事と、変換器が手持ちで有った為、こんな使い方をしていた。 

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SunSDR2DX

 Facebookの「SunSDR2 Pro & DX」のスレッドに参加して投稿したら、僅か2時間で10通ほどのレスがあった。私の使用環境である M1 Mac  を使っておられる方の投稿もあり、やはり世界は広いなあと実感。このリグを選んだ理由として「他人が使っていない故の楽しさ」があったのだがそれが体感出来る経験となり嬉しい。グーグル翻訳頼みの投稿ではあるが続けていこうと思う。

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最近購入して良かった工具3点

工具とか測定器が好きで色々買っては試しているのだが、ここ1年位で購入した工具の中で良かった物を3点書きます。

 

1.半田吸い取り器:FR-301 (白光)

  自作をするので、昔から欲しかったツールの1つだが、高価なので今までは手動の所謂「スッポン」を使用してた。で、購入して使用した感想は「何でもっと早い時期に購入しなかったのか!」って感じ。40Pのヘッダだろうが、ICだろうが簡単にしかも綺麗に外す事が出来る。手入れも簡単なので使用頻度が高くなっている。

 

2.半田ステーション:RX-802AS (太洋電気)

  半田コテも色々買って試していて、最近は白光のFX-600を多用していた。手元で温度が変えられて目的温度に達するのが早いのが気に入った点。で、先日ネットを見ていて目に付いたのが太洋電気のRX-802だった。コテの部分とコテ先も色々オプションがありスイッチオンから6秒で設定温度に達するとの事。半信半疑だったが実際に購入、使用するとその通り。スイッチオンから確かに6秒で使用可能となる。それ以外にも気に入った点がひとつ、コテ部分が軽いのだ。これが以外と盲点ではあるが使い易いのと疲れないのが良い点かと。

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RX-802とFX-600

 

 

白光 FR301-81 100V ゴム平形プラグ

白光 FR301-81 100V ゴム平形プラグ

  • メディア: Tools & Hardware
 

 

 

 

 

M1 Mac + Windows on NetFlex

Pallelesがバージョンアップしたとの事で早速インストールしてみた。相変わらずUSBデバイスの認識はうまく動かないが、アナウンスによると大幅に改善されたとの事。で、ベンチマークがてらWindows用のNetflexアプリをダウンロードして見た。しかし、「このアプリは現在視聴出来ません」との表示で動かない。諦めようと思ったのだが念のためにWindowsのアップデートを試みた。随分時間が掛かったがWindowsのアップデート後Pallelesツールが再インストールされて再起動 で、なんとNetflexが動いた!。画像は微妙にカクカクするが見ていられない程ではなく、音声も画像に遅れていない。アクティブモニタを見ると、CPUもメモリも逼迫していないので、恐らくネットワークが律速になっていると思われる。また音声デバイスの認識に問題があるようで、Macで出力デバイスを切り替えるとWindowsを再起動しないと認識しない。やはりデバイス周りは色々と難しいのだと思う。しかし、仮想環境で動画閲覧がほぼストレス無く可能だと言う事実はM1 Macのポテンシャルを証明している証拠だと再認識した。

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M1 MacでWindows10を動かす

せっかくM1 Mac を買ったのだから色々遊んでみようと思っている。ネットの記事によると、ベータ版のParallels Desktop で Arm版のWindows10が動いているとの事で、いずれ 製品版Pallelesがリリースされたら試して見ようと思っていた。私もPallelesのユーザで登録情報の確認のため、サイトにアクセスしたところ,ベータ版がインストール可能でしかもArm版Windowsのインストール方法が記述してあった。

 これはやってみる価値あると思い、PallelesDesktop をダウンロード。さらにMSのサイトからArm-Windows のイメージをダウンロードしてインストールしてみた。すると、思いのほか簡単に動いてしまった。文字化けやインストール出来ないソフトウェアがある事と、USBドライバーがインストール出来ない事等色々問題はあるが Windows自体は非常に軽快に動いていて、とても仮想で動いているWindowsには見えない。製品版が出たら、Windows機は必要ないかもと思うくらいでちょっとびっくり。

 ちなみに画面で動いているプログラムは

 ・JTDX、RunLogNG,  ExpertSDR2,  iterm,  PallelesDesktop + Windows10

これらのプログラムを動かして、CPU稼働率:22%  メモリ使用量:11GB 

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M1 MacでWindows10動く