JH3DRN 趣味の徒然

主にアマチュア無線、電子工作について書いてます.

M1 Mac + ParallesDeslktop + ARM版 Windows11 で SDRuno が動いた

 Insider Preview 版の Windows10では、USBデバイスを接続するタイプのソフトウェアはまるで動作しなかった。まあ、ARMのデバイスドライバーが必要だったり、周辺の通信がうまく行かないのだろうと諦めていた。で、先日書いた様に有償版のARM版Windows11を購入してインストールして使っていたのだが、今日、USB接続のSDR受信機:RSPdx を接続した所、あっさり動作してしまった。デバイス画面と動作画面を後で貼るが、やったことはSDRunoを普通にインストールしただけ。ARM版Windows11が偉いのか、Parallels Deskopt が偉いのか分からないが良きことで先が楽しみな出来事でした。

 

ARM版 Windows11 が販売されていた!

随分前から、Windows Insider Preview  でArm版、Windwos11を入手してM1 Mac + Paralleis Desk Top仮想環境で使用していたのだが、まあ使えない事は無いのだが、日本語版では無いので色々不具合(文字化け等)は発生していた。で、昨日使っていた仮想環境を壊してしまい、新たにパラレルからWindows11をインストールしようとした所、

こんな画面が表示された。うん?「Micro Soft から Windows 11 を入手」との選択が表示されている。売ってるの?? とネットを見ると記事があって¥19,000 との事。

えいやっ とMSから入手を選択するとあっさりとインストールが完了した。

こんな感じで普通のWindows11。うーーんと思ったが、購入する事にし、設定画面から「MicrosoftStoreから購入する」を設定するとご親切に画面が遷移し、購入方法を聞いて来たのでPayPal で購入する事にして決済した。USBデバイス接続等はこれからだが、M1 Macで正式にWindows11が使用出来る事は嬉しい事ではある。

それともう一つ。linuxの様な,マルチデスクトップがサポートされた事も使い勝手の向上に繋がるであろう。

 

SunSDR2DX:LANケーブルの話

少し前になるが、EESDR3のバージョンが、確か0.11 に上がった時、送信途中或いは送信後に無線機本体とPCの通信が途切れる現象が起こった。同じ時期にjrdxを159に上げたのでどちらが原因か分からず、JTDXは158に戻して使用していたが、今思えばEESDR3が原因だったと推測される。このバージョンアップの概要に「PCとの通信を見直した」と書いてあったのだがこの点が影響して無線機とPCとの通信が外来電波等の影響を受けやすくなったのかもしれない。で、対策として当初は

 1.なるべく短いケーブルを使う(3m位が推奨、シールド無し5mはNGだった)

 2.フェライトコアを装着する(コネクタに付近に装着)

といった対策を取っていたのだがネットで検索するとシールド付きのケーブルが有るとの事でこちらに交換してみた所、効果有りでフェライトコアなしでも問題無くオペレーション出来る様になった。うーーーん色々あって楽しませてくれる?リグですな

 

 

SunSDR2DXオプション:E-CorderPlus & ATT-100

随分と長い間記事を書いていなかった。(反省)今日は、愛機のSDR2DXのオプションである、「E-CorderPlus」とアンテナチューナ「AAT-100」付いて紹介したいと思う。遡る事少し前。某国が何やらしでかしそうな雰囲気を感じて取り急いで購入したのがこの2品。何れもラスベガスの業者さんからの購入で値段はそれなりにした。多分国産のアクセサリに比べると高価ではあるが専用であり結果便利に使えているので「まあ良いか」と言うのが正直な感想である。

 

E-CorderPlus

「このプラスチックの箱が何でこんな高いん!!」と言うのが最初の感想だが、使って見ると確かに便利。特にSSB、CW運用の時はVFOはダイヤルで操作したいのでこう言った場合には特に威力を発揮してくれる。ステップのUP,Downをボタンに割り付けてダイヤルと一緒に操作すると一般の無線機と変わらない操作性が期待出来る。それと、CWのキーを直接接続出来るのでI/Fが不要であること。PTT端子があるのでフットスイッチ等で送受信が切り替え可能な事が特徴かと。14個のボタンの他に、3個にボタン&エンコーダが有り、私の場合は「AGCレベル」「RITオフセット」「フィルタ周波数」に割り当てて使っている。暫く使った感想は「良いなあ」ではあるが決してコスパは良くない


アンテナチューナー「ATT-100」

これもプラスチックの箱に入っていてコスト感はまずない。でも、、、やっぱり専用は良いよね。アンテナと制御ケーブルを繋ぐだけて後はEEDR3 のTune ボタン一発で調整してくれる。ただ、「コイルの入ったアンテナは駄目よ」との説明があり、私が使っているJ-Poleアンテナ(3.5〜50MHz:勿論コイルは入っている)では 1.9  3.5  7  10  は簡単に同調出来たが、 18,24 はNGであった。(最終的に、この2バンドは手動のチューナでオンエア可能とした)このチューナのおかげでローバンドのオンエアが可能となり、この点は大変助かっている。

そんな訳で今の所満足して使っている。必要性から言うとE-Coederの方がメリットは有ると思う。それなりのコストは掛かるがSDR2DXのオーナーさんは検討されたら如何でしょう。

JTDX159 : 追記

何気なくCQ誌を見ていて分かった。JTDXのフォーラムが変更されたらしい。URLは

jtdx.freeforums.net

アクセスするとこんな感じの画面が表示される

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メンバーに登録したのだが、何故かスレッドに書き込めない??

で、よく読むとダウンロードはやはり昨日書いた記事のURLであっているみたいで、こんな記述があった。

March 1st, 2022: JTDX 2.2.159 is released to public use and can be downloaded from SourceForge JTDX Web site.

しかし、このサイトまだまだ書き込みも少ないしどうも使い勝手が良くない。JTDX、、、、大丈夫か??

 

JTDX 159

JTDX の FaceBookで知ったのだがJTDX159がリリースされたとの事。それが今までの公式ページでは無く、”Sorce Forge”と言うソースコードリポジトリみたいなサイトで公開されたと言う。ググってみても出てこないのでURLを下記するが、「何で今までの公式ページじゃ無いの?」の疑問は消えない

sourceforge.net

まあ、偽物では無いだろうと思い、インストールしてみた。環境は

  macOS Monrerey 12.2.2 or Ubuntu 20.4

  ExpertSDR3 V 0.12.0 alpah

  JYDX v2.2.159 32bit Audio (macOS, Ubintu 共)

結果が思わしくない、VFO A,B が思うように切り替わらない。スプリット設定するとJTDXが落ちる。最初はほぼ同時にバージョンアップしたEESDR3が原因か?とも思ったが同時に走らせている158は問題無く動いている。そんな訳で早々に158の切り戻す事になった。あくまでも私の動作環境の話なので他の環境では問題無いかも知れないが、今回のバージョンアップで特に欲しい機能は無かったので当面158で運用する事とした 

UbuntuだけでFT8運用する:IC9700で運用

今日、ようやくCQRLOGが使えるようになって、お題目「UbuntuだけでFT8運用」も何とか面目躍如の思いだが「そんなん、SunSDR何とか言うアチャラ製のリグやん。。ウチラICOMやし関係ないわ!!」との声が聞こえそうなので手持ちのIC9700 で試してみる事にした。元々衛星通信用に購入したのだがDXの面白さにかまけて全く火を入れて無かったので良い機会になった。

最初にUSBケーブルでIC9700とUbuntu(20.4)を接続する。lsusb で見ると

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Silicon Lab の cp210x が認識されている。多分このまま行けそうな気がしてjtdxを起動してみた。。。無線機とのI/Fが繋がっていない。シェルから動かしたのでエラーメッセージが見える

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画面で見にくいので抜粋すると

 Hamlib: serial_open: Unable to open /dev/ttyUSB0 - 許可がありません
 Hamlib: port_open: serial_open(/dev/ttyUSB0) status=-6, err=許可がありません

と表示されている。試しに /dev/ttyUSB0 を調べると

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なるほど。root しか権限が無いのでアクセスさせてくれないらしい。取り敢えず権限を付与してみる

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CAT が有効になった。オーディオを確認するとこれも動いているみたい。IC9700側の設定で音声出力を変えるとバーの位置が変わるので多分大丈夫。(2mのFT8は出てる局が少ないので実際の受信は難しい)

ただ、この設定はリブートすると元に戻るので恒久的な対策は別途必要になる。

参考までに無線機とオーディオの設定画面を貼っておく。

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Ubunts では標準でシリコンラボのドライバや、USBオーディオのドライバが内包されている様でこれはありがたい事だ。IC9700で動いているので同様のI/Fを持つ、IC9300等でも動くと思うが、アマチュア無線家でLinux ユーザーってそもそも居るのかなあ??

現時点での実際の交信は受信出来ていないが運用画面を貼っておく

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