JH3DRN 趣味の徒然

主にアマチュア無線、電子工作について書いてます.

アンテナエレベーター 久々の降下

 前にも少し書いたが、アマチュア無線は中学2年で電話級を取って、同じ年に開局しそれから高校卒業までと30歳からの数年はある程度アクティブにオンエアしていたと思う。それから随分長くQRTしていて2020年9月に新しいアンテナを昔に建てたタワーに再設置する工事を近隣のアマチュア無線ショップにお願いした。その際、元々設置していたアンテナエレベーターに電動ウインチを追加で設置したのだが昨日からの台風報道があったので久々にアンテナ降下してみた。アンテナの様子は下記するが、問題はこのアンテナエレベーター。何がと言うと「手動で上昇、下降するのには結構な時間と体力が必要」な事。昔も一旦 下降したら上げるのが面倒で下げっぱなしにしていた事が多かった。アンテナエレベーターはクランクアップに比べてアンテナのみの昇降なので機構が単純でメンテも楽なのでお勧めなのだが、、、タワー建立をお考えでアンテナエレベーターをお考えの方に一言「是非、電動ウインチの設置を!」特に私の様にカムバック組にとって手動での上げ下げは無理?だと思う。

RUMlogNG 国産シールでQSLラベル印刷

 

 

前回の記事でRUMlogNGのADIFをCSVに変換する記事を書いたが、では今までどうしてQSL印刷をしてきたかと言うと、

 1.対応出来そうはラベルを探して "Avery 3484 (DIN A4, 105 X 37mm 2 x 8)"と言う

   ラベルを選択

 2.印刷するラベルは1シート当たり14枚とする(改ページがうまく行かない?)

 3.実際に使用するシートが切り込みが入っていない物を使う

 4.印刷した後で押切で切ってカードに貼る

実際に印刷したラベルがこんな感じ

 

これを14局毎に印刷して押切で切ってQSLカードに貼っていた。(とほほですな)

で、CSVファイルから印刷した結果がこんな感じでソートされて印刷されているので、順番にラベルを貼ってサインをして保管すればビューロに送る時の手間が省けて楽になりそう。これも大きな成果かも知れない。

実際にカードに貼ると既存の印刷が邪魔なので次回の注文時にはこの欄無しで頼もうと思う。

で、ラベル印刷に使ったソフトウェアは A-ONE さんの ”ラベル屋さん Ver 10"で 何とmac版も無料でダウンロード出来るので今回の出費はゼロ円。ボケ防止でも無いがこう言う作業は楽しい!! 今回使用したシールがこれ

 

 

R599 レストア:初めの一歩

少し前に往年の名器:R599をオークションで入手した。”要調整”と有ったのだが、6m,  2m フィルタ全部入りだったので迷わず落札してしまった。で、電源を入れるとどのバンドでもピーピーと発振している様な音がする。PLL系統かと思ったが、この機械は昔の物なので普通のスーバーヘテロダイン。うーんと思ったが、試しに電源基盤のボリュームを触ると発振が止まったり音が変わったりする。回路図を見るとこんな感じ。

どうも出力側に入っているC1が怪しいと思い、これを交換した。すると、何と普通に受信出来る様になった。ボリュームを触っても音に変化も無い。やっぱりコンデンサは怖いなあ

交換したコンデンサ

交換後のコンデンサと電源基板の様子。VRは取りあえず交換しないでおいた。

写真に写っている半固定抵抗を触ると音が変化した。交換後、触っても音は変化していない

レストア中の様子。奥にSGが見える(まだ使った事は無いけど)

しかし、うん十円のコンデンサ1個交換で復旧する受信機。これだからレストアは止められない。これでようやく普通に調整出来る状態になった。SGまで用意したので楽しんで調整したいと思っている。この機種に付いては日本語のサービスマニュアルや回路図が比較的容易に調達出来るのでレストアも比較的やりやすいと思う。

 

Mac のキーボード:HHKB LIte2 他

  Mac をお使いの方は皆様、どの様なキーボードをお使いなのだろうか? まあ、ノートタイプのPCであれば内蔵されているので問題ないのだろうが、キーボードを持たない機種(mini, Stdio, Pro)の場合の話ではあるが。

 最初はWindows用のものを使っていたが、やはりキー配列が違って使いづらいので純正のマジックキーボードを長い間使っていた。

純正なのでキー配列等の機能は問題ないのだが、タッチというかこのペタンとした打ちごごちと言うか、、、しっくりこない。それで、純正ではないがロジクールWindowsMac兼用のキーボードを購入してこれも暫く使っていた。Windowsと兼用できるので便利ではあるのだがこれもしっくりこない。

機能的には問題が無いのだが、どうもタイプミスが多くなった様。Windowsの機能はいらないので何か良いものが無いかと探していたが、昔 秋葉のジャンク屋で買ったPFU社の"HHKB LIte2"と言うキーボードがある事を思い出した。古いものでは有ったが、恐らく元々丈夫に作ってあるだろうし、キーに不具合もなさそうなので、2、3個買った覚えがある(多分¥1000円位)押し入れから引っ張りだして使ってみると、コンパクトで打鍵感覚は良いのだが、カット&ペーストに”コマンド”+C, ”コマンド”+V が使えなかったり、”Kana”キーを押しても漢字モードに切り替わらない等々、不具合が多くて『使えないなあ〜」と思っていた。

「まさかドライバなんて無いよな」と思いながらダメ元でサイトを検索すると、うん?

macOS 12 って、現行OSだよね。と言う事で、ダウンロードしてインストールしてみた。macOS Monterey はこれ以前のOSと違い、システム情報を書き込む事が出来ない領域が有ったりで、インストール時に警告が出ていたが、インストール自体は簡単に終了した。それで使ってみると、何と”コマンド”+C, V  ”Kana”キーでの日本語入力切り替えも可能となってしまった! これであれば使えると言う事でしばらく使ってみる事にした。このキーボードの上面に”USBダウンストリームポート”が付いていて(当然3.0は使えないが)USBメモリや、有線マウス、EESDRの E-Corder なども接続する事ができる。大した機能ではないが、場合によっては便利かも知れない。

このHHKB Lite2 あと1、2台は在庫があるのでしばらくは困らないだろうが、新品で買うならこれかなと思っている。有線のみだが、キーの重さが変えられたり、基本機能が充実している所が良いと思っている。

Mac を主に使う人間にとって、使用するキーボードはやはり専用にするのがベストだと思う。Windowsと兼用にすると何かと使いづらいと言うのが今まで散々pcを使ってきた私の感想である。”1台のキーボードが3台のPCで使える”と言った無線機能を持ったキーボードはWindos PCのみで使うならメリットはあると思う。

 無線機能を持ったキーボード&有線+無線I/F と言った使い方もしてきたが、やはり有線 I/F がしっくり来る。最近のマジックキーボードはメンテンスモードで起動しても認識してくれるが、サードパーティー製ではそうもいかない。色々な電波が行き交う我が家では無線の不安定性にイライラする事が多くて、そんな関係もあっての”キーボード有線派”に繋がっているのかも知れない。因みに "HHKB" とは、"Happy Hacking Kryboard" の略称との事。

 

 

 

ExpertSDR3 0.13.0 alpha 正式リリース

ExpertSDR3 0.13.0 alpha が公式ホームページで公開された。実は、7月中旬に開発メンバーかテスターメンバーがフェイスブックで一瞬、ダウンロードページを公開したことがあって、私は偶然そのページを見てダウンロードし、0.13.0を使っていたのである。まあ、公式で公表が無い限り公開するつもりが無かったので、今日書く事にした。バイナリのサイズや画面は前にDWした物と変わりはない。後で画面をはるが、12と大きく違うのは RX1, RX2 における使用しているアンテナの表示。12では表示されていなかったが、13では RX.A2 TX.A2 の様に表示でされる。それで分かった事がある。それは、RX2 の受信アンテナはRX1を継承すると言う事である。例えば、RX1=50MHz:アンテナ3に6m,RX2=21MHz:アンテナ2(14〜28トライバンド)を接続したとすると、RX2の送信アンテナはアンテナ2:トライバンダーだが、受信アンテナはアンテナ3:6mが設定されると言う事。これがバグなのか仕様なのかは不明だが、明確に表示される事は有り難い事だと思う。その他リリースノートを見るとかなり大きな改良があった模様なので、心して使って行きたいと思う。

 

M1 Mac + ParallesDeslktop + ARM版 Windows11 で SDRuno が動いた

 Insider Preview 版の Windows10では、USBデバイスを接続するタイプのソフトウェアはまるで動作しなかった。まあ、ARMのデバイスドライバーが必要だったり、周辺の通信がうまく行かないのだろうと諦めていた。で、先日書いた様に有償版のARM版Windows11を購入してインストールして使っていたのだが、今日、USB接続のSDR受信機:RSPdx を接続した所、あっさり動作してしまった。デバイス画面と動作画面を後で貼るが、やったことはSDRunoを普通にインストールしただけ。ARM版Windows11が偉いのか、Parallels Deskopt が偉いのか分からないが良きことで先が楽しみな出来事でした。

 

ARM版 Windows11 が販売されていた!

随分前から、Windows Insider Preview  でArm版、Windwos11を入手してM1 Mac + Paralleis Desk Top仮想環境で使用していたのだが、まあ使えない事は無いのだが、日本語版では無いので色々不具合(文字化け等)は発生していた。で、昨日使っていた仮想環境を壊してしまい、新たにパラレルからWindows11をインストールしようとした所、

こんな画面が表示された。うん?「Micro Soft から Windows 11 を入手」との選択が表示されている。売ってるの?? とネットを見ると記事があって¥19,000 との事。

えいやっ とMSから入手を選択するとあっさりとインストールが完了した。

こんな感じで普通のWindows11。うーーんと思ったが、購入する事にし、設定画面から「MicrosoftStoreから購入する」を設定するとご親切に画面が遷移し、購入方法を聞いて来たのでPayPal で購入する事にして決済した。USBデバイス接続等はこれからだが、M1 Macで正式にWindows11が使用出来る事は嬉しい事ではある。

それともう一つ。linuxの様な,マルチデスクトップがサポートされた事も使い勝手の向上に繋がるであろう。