JH3DRN 趣味の徒然

主にアマチュア無線、電子工作について書いてます.

SunSDR2DX で100W免許を取得する:ダイジェスト版

 読者の方から”SunSDR2DXのブロック図、公開してや!”とのリクエストが有ったので急遽概略を書く事にした。(詳細を書くべき準備をしているのだが時間が掛かってしまいそうなので急ぎ、ダイジェスト版を書きます)
私の場合、何年か前の関西ハムフェア(関ハム)でJARDのブースがあり、そこで 「海外製の無線機使いたいのですが、保証認定して貰えます??」 と問い合わせた所、係の方が名刺を下さり、後日資料をメールで送って下さった事がきっかけである。その後何度かメールで申請資料を添削頂いて無事免許取得となった次第である。自分でスプリアス測定する為の資料はJARDのHPに記載されている。

測定方法は [JARDのホームページ] に記載されているのでこれを参照されたい

[https://www.jard.or.jp/information/20171126_hamtte_shiryou.pdf:image=https://www.jard.or.jp/information/20171126_hamtte_shiryou.pdf]

上記のマニュアルは自分で実際に測定するには内容が薄いと思うのでJARDさんに問い合わせて詳細な資料を入手される事お勧めする。

必要な機材は

スペアナは当然なのだが、通過型アッテネータが曲者でオークションで旨く買えれば8000円程度なのだが、アマゾンで探すと普通に2万円程度する事がある。私はこのアッテネータを探すので手間取って申請が遅れてしまったので、要注意。
スペアナに付いては校正されている必要は無いとの事だが、最近出回っている "Tiny SA" みたいな物が使えるかどうかは不明なのでその当たりも含めてまず、JARDさんに問い合わせをするのが良いと思う。後、スペアナに関して言うと画面がキャプチャ出来る機能があると大変便利。画面をデジカメで正確に撮影するのは結構面倒なので。
で、肝心のブロック図がこちら
これは、EDC社の故 木下さん(社長)が日本語マミュアルを作成するのに際して、EE社のRomeさんに依頼し同氏が作成、木下さんに渡したものである。ちょっと前にEE社のフォーラムでRomeさんから、「ブログに掲載して良いよ」と承諾を頂いたのでここに掲載する。
この申請から約1ヶ月で免許が届いた。事前にJARDで添削していただいたので手戻りなく免許に至ったと感謝している。海外製や保証外の無線機でもこうやって正式に免許を取得する方法があるので面倒がらず挑戦して欲しいと思う。確かにスペアナは高価ではあるが一昔から考えると凄く安価になっているし、ローカル局で一人くらい所有している人も居るかと思うのでそういった方にお願いするのも良いかと思う。