経緯
BRUNEI の V85T 局。この局のQSLポリシーは何と Only Direct ! Brunei 自体はATNO(全てのバンドで未QSOの事)では無いのだが、この局とは4バンドでQSOしているのでDXチャレンジ(バンド毎のエンティティ合計を競う:1000がミニマム)の事を考えて久しぶりにSASE(Self-addressed stamped envelope::自分宛の宛名を書いた封筒を同封してQSLを請求する)してみた。
SASEとは
SASEの事を簡単に説明すると,
- 交信相手局に返信用封筒と返信用切手(IRC:国際返信切手券:相手国での航空分運賃相当切手と交換出来るクーポン)を同封してQSLカードを請求するシステム
- 最近ではIRCが使用される事は希有で殆どグリーンスタンプ(ドル紙幣)が使われる。相場は2~3$
- 送り先の住所にはコールサインは絶対に書かない(現金が入っていると思われて搾取される可能性がある)
- 短いメッセージ(1st **** で、QSO出来て嬉しい等)を書いておくと良いかも
アマチュア無線を再開してからSASEは今回で4回目だが全て返信を頂いている。予想を超える返信率だった。で、これが今回頂いたQSLカード
雑感
今回のV85T(Tamat LAMPOH氏)はかなり短期間で返信頂いた。SASE送ったのが2025/01 中旬で、受領したのが 2025/03/03 で二ヶ月弱となる。今までのSASEは大体3ヶ月強掛かっていたので随分早く処理して頂いた事になる。で、今回思った事だが
- 紙QSLも良いなあ(自筆メッセージが温かい)
- OQRS→LOTW登録→終了 簡単&早くて便利だがちょっと味気ない
- SASEで請求→紙QSL受領→DXCCフィールドチェック→LOTW登録 手間と時間は掛かるがその分記憶に残る
- ブルネイの切手なんて見たこと有る人どれだけ居る??
何て言うのかなあ、手間を掛ける事に喜び&待つ事で醸成される期待と結果、、、旨く言えないけどSASEでの紙QSLにはそう言った醍醐味が有ると思う。デジタル全盛の世の中だが、こう言ったアナログでの楽しみも続くと良いなあと思う。