JH3DRN 趣味の徒然

主にアマチュア無線、電子工作について書いてます.

2025 関ハム行って来た!

初めに

今年も暑い中、関西アマチュア無線フェスティバル(通称 関ハム)に行って来た。今年のタイムスケジュールは後に貼るが、ホール等での講演やミニライブが今年は土曜日に集中している。後で分かった事だが今年7/20は参議院選挙の投票日になっていて、隣のカルチャープラザが投票場所になっていて使えない為 この様なスケジュールになったとの事であった。

2025 関ハムのスケジュール

DXCCフィールドチェック

今年の参加目的のメインがこのフィールドチェック。去年の2月にJARLでお願いしたチェック以降に獲得したATNO 紙QSLカードと、チャレンジに有効な紙QSL、合わせて22枚をお願いすべく会場に赴いた。順調にチェックが進む中1枚のQSLカードが問題?? 4U2U United Nations のはずが、審査員の方のお言葉が「これは、オーストリアなので United Nations;ニューヨークにはなりませんね。」よく見るとカードの右上に「AUSTRIA」と書いてある。あちゃ〜 と言う事でこれ以外の21枚のQSLは有効と言う事で無事?審査は終了した。LOTWに登録されるのは恐らく2ヶ月後くらいとの事。LOTWのシステムが更新されて少し処理期間が短くなったとの事だった。

4U2UのQSLカード

JARL そこまで言って委員会

毎年楽しみなのがこの催し。JARLニュース等のメディアでは語られない本音や新情報、そして現在のJARLの状態が良く分かるステージとなっている。ステージ&登壇者の様子がこちら

2025 JARLそこまで言って委員会

で、今年の主な議題は、

  1. 会員の減少理由とその対策(若年層の取り込み)
  2. 会員の年齢分布の分析と状況把握
  3. 紙QSLの転送遅配問題
  4. 電子QSL対応の現状報告と今後
    全部内容を書くと膨大になるから私が最も関心を持った事項と私の考えを記す事にする。
2.項 関連:紙QSLの遅配について

まず基礎データとして下記を確認しておきたい

  • 国内向けのQSLが相手に届くのは約12ヶ月掛かる
     →新しく入会した人には1年間QSLカードが届かない!
  • 海外向けのQSLが相手に届くのは2年〜10年掛かる(私の感覚では2年〜3年)
     →同じく新入会者に海外からQSLが届くのは最低でも2年先
  • 鳥取のビューロの処理能力:1ヶ月に転送出来るQSLの枚数は約80万枚
  • 対してビューロに送られてくるQSLは1ヶ月に約110万枚
     →恒常的に月に30万枚オーバーフローしている
  • ビューロ機能を強化して、遅延を少なくするには、年間3000万円程度が必要
  • ビューロから各局にQSLが送られるのは2ヶ月に1回

この問題、大きく分けて2つの要因があると思う。1つは会員になってそれなりの年数が経過している人は、曲がりなりにも2ヶ月に1回はQSLが送られてくるので、それが1年前のQSO:QSLで有ることを容認出来るか否か。(QSLカードが早く欲しいか、1年程度待てるか) もう1つは、新規入会者が紙QSLを発行:ビューロに送っても帰ってくるのが国内なら1年後、国外なら2〜3年後になると言う事で、新規入会者からすれば。「えっ じゃあ初年度の会費に意味は有るの?」 って事になる。
新規入会者対策は大変難しい問題なので意見は控えるが、入会期間が長い局に関しては、待って貰えば良いのではと私は考える。私自身、2ヶ月に1回送られてくるQSLは楽しみにしているし、長い付き合いの趣味なので余り不自由には感じていない。問題なのは紙QSLをアワード申請に使う場合だと思うが、最近では国内であればログを送ればOKとか、hQSL等の電子QSLでも受け付けてくれる様だし、海外アワードはほぼLOTWなのでこれも問題無いと思う。

3.項 関連:電子QSLについて

ざくっと言うと JARLの電子QSL関連の委員会で 検討されていて、2027年9月のJARL発足100周年を目処に運用が開始されるかも知れないと言うインフォメーションが有った。方式等についての詳細説明は無かったが、何らかの画像データをJARLのサイトを通じてやり取りする仕組みなのだろう。国内向けのログソフトの作成者にも対応を依頼するらしく(多分、Turbo HAMLOG)国内QSO & HAMLOGユーザーについては無事完結する事になる。問題は私みたいな、DX主体で楽しんでいる局だと思っていて、DXer が使用するログソフトは、Windowsで有れば Logger32, Log4OM等が。mac で有れば RUMLogNG, MacLoggerDX 等が多い。これらが使われる理由としては LOTW, eQSL, ClubLog との親和性に優れている事が挙げられる。当然、これらのログは国内外QSO共に使用している為、国内の電子QSLがJARL標準とされ、海外のログソフトは未対応ですと言われてもログを2つ使用する事は現実的では無いので、国内QSOに対するQSLは eQSL のみにするしか方法が無いと言う事になる。私的には「JARL標準の電子QSLは使わない!」と決めてしまえばそれほど不便&問題が無いのではと今の所感じている。

その他:JARL会員データベースについて

先の紙QSL問題の中で、非JARL会員への紙QSLカードは、3ヶ月間ビューロに保管されて、3ヶ月後に再びチェックが行われて、会員になっていれば転送、非会員のままであれば廃棄されると言う。この手間が大変なので、ログ作成者にお願いしてJARLが持つ会員データベースにログソフトを接続して、非会員向けのQSLカード印刷を抑制する事が考えられているらしい。これはこれで良いのだが、この仕組みも海外性ログソフトユーザは対象外となってしまう。個人情報等の問題もあると思うが、対象コールサインJARL会員か否かの判断のみ出来る程度のデータベースで良いので公開して貰えないかと思う。この仕組みが実現して、JARL会員か否かの判断が付けばちょっとプログラム書くか、シェル書くかで海外ログユーザーでも非JARL 会員への紙QSL印刷を抑制出来る。この事はJARLに要望をだして見ようと思っている。

最後に

JARLそこまで言っても委員会」は終了予定時刻を1時間程超過して議論が行われ、まだまだ時間が足りない気はするが有意義で参加して良かったと思う。1日目で目的の講演やライブは全て見たので2日目は行くの辞めようかと思ったのだが、折角なので朝、少しだけ覗いてみた。さすがに初日の混雑はなく、各ブースをゆっくり見られて良かった。猛暑の中でちょっと疲れたが、楽しい2日間であり、来年の開催を楽しみにして家路についた。