K8R 局と SuperFox Mode でQSOしてみた
今日(7/11)に K8R局がSuperFox ModeでQRVされていたので、呼んでみて、前回の設定に幾つか間違いが有ることが分かった。
- WSJT-X, RadioSync のボーレートは4800BPSで無くても良い(現在は19200で運用)
- RadioSync のPTT設定は "DTR" に設定する
- WSJT-X での無線機設定で、”スプリット” は ”指定なし”にする
設定画面は下記の通り
この設定理由だが、今回の構成では WSJT-X からESDR3 に対してCATがうまく動作していない。現象としてはWSJTーXから周波数を指定しても設定値通りにならなかったり、送信すると受信周波数が動いたりする。そんな訳で スプリット設定を”指定なし” にして使う事にした。実際の無線機の操作、動作としては、
- WSJT-X から周波数を指定するとVFO-A に周波数が設定されて以降の操作で周波数は変化しない
- 交信目的局が見えたらクリックするとWSJT-X 上に表示され、スペクトラム上に緑カーソルが移動する
- 送信周波数は VFO-B で決定されるが、周波数の設定はWSJT-Xからではなく、手動でVFO-B を動かして設定する。
- この時スペクトラム上の赤カーソルは移動しないが気にしない。
- この状態でコールするとQSOが成立する。
QSO出来た画面はこんな感じ
WSJT-X と JTDX を同時に使う
ESDR3ならではの使い方として、WSJT-XとJTDXを同時に使う事が出来る。こんな設定
- WSJT-X は RadioSync 経由でUSBシリアル変換器を使用してESDR3 トランシーバ1に接続する。
- JTDX はTCI 経由で ESDR3 トランシーバ2に接続する。
当然JTDXではSuperFoxModeは見えないが、送信周波数の目安になったり、他のバンド状況が把握できるので便利かと思う。
運用中の画面がこちら
雑感
これで何とか、ESDR3+WSJT-X: SuperFox Modeでの運用に目処がついた。このモードでのK8R局の運用を見ていると確かに、F/H(MSHV)と比較して一度に多くの局と交信している事が見受けられる。本番の N5J とのQSOに期待出来そうだ。恐らくJTDXはSuperFoxには対応しないと思うし、同時にWSJT-Xは TCI には対応しないだろう。従ってESDR3でのSuperFox運用は今後もこんな感じになると思う。
SuperFoxモード、及びジャービス島DXペディションについては以下のページを参照されると周波数の動きや呼ぶ側のオペレーションについても詳しく記されているので参考になると思う。
正直、何とか対応出来てホッとしている。今更、国産の無線機使えないし、、、、、