JH3DRN 趣味の徒然

主にアマチュア無線、電子工作について書いてます.

秋月液晶:LQ0DZC0146にオーディオアンプを付けてみた

随分前にRaspberryPi用に秋月電子さんから液晶表示器を買ったのだが余り使わずにパーツケースに眠っていた。故あって、これを手持ちのインテルPC(NUC)のモニタとして使うことになったのだが、接続すると音声出力としてこのモニタが表示されるのだが、実際この基板にはオーディオ出力は無い。で、調べてみるとこの基板、デジタルオーディオ出力(I2S)があってそれが認識されて表示されているみたい。ではと言うことでデジタルオーディオ→アナログ出力変換基板を探してみるとスイッチサイエンスさんから”SFE-DEV-14809”と言う品番で販売されていたので購入して接続した所、なんと動いた(鳴った)HDMIケーブル一本で画像と音声が再生されるモニターが完成した。購入した基板は¥500程度なのでコスパも良いと思う。液晶パネルとSFE-DEV-14809の接続も添付の資料で分かると思うので参照されたい。なおボリュームはPC本体の設定に任せて基板では特に制御していない

f:id:Oldsoldier:20210622231723j:plain

f:id:Oldsoldier:20210622231802j:plain

f:id:Oldsoldier:20210622232057j:plain

f:id:Oldsoldier:20210622233616j:plain




 

呼ばれるって嬉しい!

日本時間の22:30位からアンテナをEUに向けてCQを出すと意外と呼んでくれる。いつも呼んでる立場なので「呼んでもらう!!」側の感触が味わえて少し嬉しい。しかも、ここ2,3日にはNew DXCC の局さんから呼んでもらったりした。これは嬉しいよね。この事について考えたのだけど。そもそも当局の設備はベアフット+トライバンド4エレ八木(ナガラ TA-341 18mH )なんだけど、EU局が全てこんな設備を持っているとは考えにくいと思う。DPやGPで運用している局から見ればたとえJAといえど、10000Km彼方の信号が聞こえていれば呼んでくれるのかと推測する。呼ばれた限りは気長のお相手し、QSLも迅速にお送りする様心がけてはいる。下記ログは7局連続呼ばれた記録。

f:id:Oldsoldier:20210525225254p:plain

 

JTDXの TCI-IF が ExpertSDR3で動かない件:rc157で解消か?

先日、ExpertSDR3をWindwos10:JTDX v2.2.156 で使った場合、TCIでのCATコントロールが出来ないと書いてその後、サポートへ連絡した所、こんなメールが来た。

”Please read this Forum section, its decried there.” で、このフォーラムを見るといくつかの情報が有ったので抜粋する。

1.JTDXのオーディオ32Bit版を使うと動作した。(32A)

  →オーディオのTCIは有効になるがCATでもコントロールは不可だった

2.ESDR3で使用されるTCIバージョン1.5にはバグがあります。 これは、一部のTCI対応

 ソフトウェアに影響します。JTDXはその1つです。 EEはすでに通知されています。

3.最新のJTDXはESDR2を使用するTCIで完全に機能します。

 これは、JTDXの問題ではありません... ESDR3で機能させることができません。

 たぶん私は何か間違ったことをしているのかもしれません...しかしドキュメントが

 ないので、現時点では少し推測です;-)

その他にロシア語のサイト”Forum.QRZ.ru"の情報も加味して分析するとどうも

「JTDXがExpertSDR3のTCI-IFを正式サポートするのはrc157から」と言うことになる様だ。英語とロシア語のグーグル翻訳なので今ひとつ頼りないがこんな所だろう。

ExpertSDR3 Windows10 で使ってみた

M1 Mac で起動すらしなかったので、Windwos10 にインストールしてみた。起動して、無線機としては動くのだけと、JTDXからのTCI インターフェイスが動作しない。サポートに報告はしたのだけれど、この問題が解消されないとFT8では使えないと思う。後、画面構成、メニュー構成もガラッと変わっていて、SDR2 に慣れた人には違和感があるかもしれない。Windwosでこれなのだから、M1 Mac で使えるようになるには時間が掛かるのだろう。

後、SDR3を終了した後にゴミの様なタスクが残っていて、これを強制終了しないと次の起動が出来ない。まあ、いろいろあるもんだ。

f:id:Oldsoldier:20210520224357p:plain

f:id:Oldsoldier:20210520224428p:plain

 

SDR色々使ってみた:SDR-Play RSP1

SDRがブームとなった数年前から色々な種類のSDRを購入&使用してきた。備忘の意味も兼ねて記録しておこうと思う。因みに今まで使った主なSDRハードウェアは 

1.所謂、ドングルと呼ばれるテレビチューナー改造物。2,3千円で購入出来るもの

2.SDR-Play (RSP1,RSPdx)

3.LimeSDR (Lime SDR-Mini を含む)

4.Kiwi SDR

5.RX888

6.HackRF One

7.OSA-103

8,SunSDR2DX

こんな所か。1つずつ記事を書こうと思うが、「中波:AMから短波帯(AM、SSB)FM放送、1GHzまでの各種受信」を目的にされるなら、ズバリ SDR-Playシリーズをお勧めする。発売当初にイギリスのメーカーからRSP1を直に購入して今でも十分現役で使用出来ている。現在、幾つかの機種があるが受信性能に付いては余り変わらないし、国内代理店もあるので購入も容易だとおもう。

icas.to

この製品の良い点は

1.中波から1GHzまで実用感度を有する(AM放送も受信実用範囲:アンテナはそれなりに必要)

2.専用ソフトウェア(SDR-Uno)の音質が良くて聞きやすい(FM放送はラジオレベル)

3.最大帯域が8MHz (最新機種は10MHz)で目的に応じて変更出来る

4.簡易スペアナとして使用出来る

やはり、専用ソフトウェアが用意されている点が大きい。汎用のHDSDR,CubicSDR も使ったがハードとの組み合わせで使用感に強弱が発生してしまう。SDR-PlayをHDSDRせ使用する事も出来るので、SDR-Unoと比較すると一目瞭然となるだろう。また、簡易スペアナソフトウェアも用意されているので、これもそれなりに実用になる。唯一の弱点は ”MACで使用出来るソフトはCubicSDRで有る事” Mac版SDR-Uno が有れば言うこと無しなんだけどこれは無理だよねえ。写真は最近購入したRSPdx、アンテナを選択出来たり基準周波数を外部入力出来たりとRSP1からかなり改良されている。

f:id:Oldsoldier:20210519214628p:plain

 

残念! ExpertSDR3 M1 Mac で起動せず

実家に戻って早速、ExpertSDR3をM1 Macにインストールしたのだが、起動しなかった。無論 Rosetta2経由での起動であったはずで、エラー画面を添付しておく。少し前にサポートからもらったコメントを引用すると

「> ExpertSDR3はQt6で開発されており、Metal(AppleビデオAPI)をサポートしているため、M1チップをサポートする可能性がありますが、現時点では確認できません。」

とある。現時点では動作しないのは分かるが、Rosetta2経由でも動かないのは頂けないなあ。ここはバージョンアップを気長に待つとして、当面はExpertSDR2で運用するとしよう

 

f:id:Oldsoldier:20210519210012p:plain

ExpertSDR3 α版リリース!!

予定通り? 日本時間の5/7夕刻にExpertSDR3 のα版がリリースされた。残念ながら今現在は大阪単身赴任中なので試す事が出来ないが、リリースメモを見ると

”最新もOSに対応している為、古いOSでは動かないよ”とある。また、MAC版についてはM1チップ対応している様にも見受けられるので期待大。反面、OSがBig Sur 以前では動作しないようなので古いOSを使用されている方はSDR2での使用となると思う。また、CWのオペレーションに付いても改善されている様なのだが、この機能を使用する場合は EXpertSDR2 1.3.1 Update9 を適用する必要があるようだ。まあ、バージョンアップ途上なので色々あると思うが楽しませてくれる機械だと思う。ああ、早く試したいよう〜