SDRがブームとなった数年前から色々な種類のSDRを購入&使用してきた。備忘の意味も兼ねて記録しておこうと思う。因みに今まで使った主なSDRハードウェアは
1.所謂、ドングルと呼ばれるテレビチューナー改造物。2,3千円で購入出来るもの
2.SDR-Play (RSP1,RSPdx)
3.LimeSDR (Lime SDR-Mini を含む)
4.Kiwi SDR
5.RX888
6.HackRF One
7.OSA-103
8,SunSDR2DX
こんな所か。1つずつ記事を書こうと思うが、「中波:AMから短波帯(AM、SSB)FM放送、1GHzまでの各種受信」を目的にされるなら、ズバリ SDR-Playシリーズをお勧めする。発売当初にイギリスのメーカーからRSP1を直に購入して今でも十分現役で使用出来ている。現在、幾つかの機種があるが受信性能に付いては余り変わらないし、国内代理店もあるので購入も容易だとおもう。
この製品の良い点は
1.中波から1GHzまで実用感度を有する(AM放送も受信実用範囲:アンテナはそれなりに必要)
2.専用ソフトウェア(SDR-Uno)の音質が良くて聞きやすい(FM放送はラジオレベル)
3.最大帯域が8MHz (最新機種は10MHz)で目的に応じて変更出来る
4.簡易スペアナとして使用出来る
やはり、専用ソフトウェアが用意されている点が大きい。汎用のHDSDR,CubicSDR も使ったがハードとの組み合わせで使用感に強弱が発生してしまう。SDR-PlayをHDSDRせ使用する事も出来るので、SDR-Unoと比較すると一目瞭然となるだろう。また、簡易スペアナソフトウェアも用意されているので、これもそれなりに実用になる。唯一の弱点は ”MACで使用出来るソフトはCubicSDRで有る事” Mac版SDR-Uno が有れば言うこと無しなんだけどこれは無理だよねえ。写真は最近購入したRSPdx、アンテナを選択出来たり基準周波数を外部入力出来たりとRSP1からかなり改良されている。