JH3DRN 趣味の徒然

主にアマチュア無線、電子工作について書いてます.

SDR色々使ってみた:Kiwi SDR

最大の特徴はWebインターフェイスで使える事であり、公開する意図があれば自分のkiwiSDRをインターネット上に公開する事も出来るし、逆に公開されている他人のkiwiSDRをインターネットから見る(聞く)事が出来る。WebなのでPC、OSを選ばないのも良い所だと思う。(受信用のソフトウェアが不要)受信範囲は10KHz から 30MHz といわゆる 長波から短波帯に掛けての受信機で、感度、選択度共問題なく音声出力をJTDX等に仮想接続するとFT8のデコードも可能であった。音質も問題なく普通にラジオとして聞けるレベルである。長波から中波を主に受信される方にはお勧めの1台となる。秋月電子さんでも取り扱いがあるが、本体の他にマイコンボードが必要になるので注意が必要である。インストール等はネットに十分情報があるので困る事はないと思う。私の環境で、40Khz, 60KHz のJJYも良好に受信出来ている事を付け加えておく。

私の受信環境:PC M1 Mac mini

 アンテナ:ディスコーン(ダイアモンドD1300AM)  10mH

 

 

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ExpertSDR3 0.8.0 リリース

ExpertSDR3:0.8.0 がリリースされた。やはり M1 Mac は未対応で”Intel MAC"とわざわざことわっている。アップルとしては”IntelーCPU”から自社開発の”M1チップ”へ徐々に移行すると思うのだが対応してくれるのかなあ。

0.7.0 ではWindows版でもTCIがうまく動かなかったのだが、0.8.0 では”New TCI 1.5" と記載があるので試してみようかと思う。後、リリースメッセージで

「2021年に、ExpertSDR3を立ち上げて、歴史の中で新しいページをめくります。 2021年の終わりまで、ExpertSDR3の機能をExpertSDR2のレベルに拡張し、新しいアーキテクチャによって可能になった他のいくつかの新機能を追加する予定です。」とあるので当面はExpertSDR2と言う事になりそうだ。

リリースページ

Эксперт Электроникс - ExpertSDR3

DXCC 100 アワード到着:名前がちがう?!

 5月にLOTWで申請していたDXCC100アワードが到着した。昨年9月末にアンテナを上げて再開。約8ヶ月で達成した訳だがLOTWと言えコンファームするのはまあまあ難しく、実際にQSOしたエンティティは130位あった。近い国で言うとベトナム。3,4局交信しているのだが、LOTWに上げてくれた局が無いので更に新たな局と交信するもLOTWならずで、次回へのお楽しみで残っている。

 DXCCの賞状が届き、そのままでは如何ともしがたいので額に入れようと探したのだが、割と特殊な大きさ(28x36cm程度)で適当な物が見つかれない。探した末見つけたのがアマゾンオリジナルの額だった。その額にいれて飾ったまでは良かったのだが、よく見ると。。名前が間違っている。私の名前は”Hideki"なのだが記載は "Hudeki" ?! (不出来では洒落にならない)申請時に間違ったのかと思いきやさにあらずでARRLのミスだったことが判明。「お堅いARRLなので言ってもしょうがないかなあ~」とも思ったがダメ元でDXCC担当(dxccadmin@arrl.org)へメールで「名前違っているんだけど再発行お願い出来ますか?」とメールしたら、、何とその日の内に「ごめんなさい。来週のおくるね」と軽い返信があった。へーーーARRL対応良いな(そもそも間違えるなよ)と言うことで一見落着。正しいアワード到着まで待つとしよう。

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名前が違う?!

 

 

秋月液晶:LQ0DZC0146にオーディオアンプを付けてみた

随分前にRaspberryPi用に秋月電子さんから液晶表示器を買ったのだが余り使わずにパーツケースに眠っていた。故あって、これを手持ちのインテルPC(NUC)のモニタとして使うことになったのだが、接続すると音声出力としてこのモニタが表示されるのだが、実際この基板にはオーディオ出力は無い。で、調べてみるとこの基板、デジタルオーディオ出力(I2S)があってそれが認識されて表示されているみたい。ではと言うことでデジタルオーディオ→アナログ出力変換基板を探してみるとスイッチサイエンスさんから”SFE-DEV-14809”と言う品番で販売されていたので購入して接続した所、なんと動いた(鳴った)HDMIケーブル一本で画像と音声が再生されるモニターが完成した。購入した基板は¥500程度なのでコスパも良いと思う。液晶パネルとSFE-DEV-14809の接続も添付の資料で分かると思うので参照されたい。なおボリュームはPC本体の設定に任せて基板では特に制御していない

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呼ばれるって嬉しい!

日本時間の22:30位からアンテナをEUに向けてCQを出すと意外と呼んでくれる。いつも呼んでる立場なので「呼んでもらう!!」側の感触が味わえて少し嬉しい。しかも、ここ2,3日にはNew DXCC の局さんから呼んでもらったりした。これは嬉しいよね。この事について考えたのだけど。そもそも当局の設備はベアフット+トライバンド4エレ八木(ナガラ TA-341 18mH )なんだけど、EU局が全てこんな設備を持っているとは考えにくいと思う。DPやGPで運用している局から見ればたとえJAといえど、10000Km彼方の信号が聞こえていれば呼んでくれるのかと推測する。呼ばれた限りは気長のお相手し、QSLも迅速にお送りする様心がけてはいる。下記ログは7局連続呼ばれた記録。

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JTDXの TCI-IF が ExpertSDR3で動かない件:rc157で解消か?

先日、ExpertSDR3をWindwos10:JTDX v2.2.156 で使った場合、TCIでのCATコントロールが出来ないと書いてその後、サポートへ連絡した所、こんなメールが来た。

”Please read this Forum section, its decried there.” で、このフォーラムを見るといくつかの情報が有ったので抜粋する。

1.JTDXのオーディオ32Bit版を使うと動作した。(32A)

  →オーディオのTCIは有効になるがCATでもコントロールは不可だった

2.ESDR3で使用されるTCIバージョン1.5にはバグがあります。 これは、一部のTCI対応

 ソフトウェアに影響します。JTDXはその1つです。 EEはすでに通知されています。

3.最新のJTDXはESDR2を使用するTCIで完全に機能します。

 これは、JTDXの問題ではありません... ESDR3で機能させることができません。

 たぶん私は何か間違ったことをしているのかもしれません...しかしドキュメントが

 ないので、現時点では少し推測です;-)

その他にロシア語のサイト”Forum.QRZ.ru"の情報も加味して分析するとどうも

「JTDXがExpertSDR3のTCI-IFを正式サポートするのはrc157から」と言うことになる様だ。英語とロシア語のグーグル翻訳なので今ひとつ頼りないがこんな所だろう。

ExpertSDR3 Windows10 で使ってみた

M1 Mac で起動すらしなかったので、Windwos10 にインストールしてみた。起動して、無線機としては動くのだけと、JTDXからのTCI インターフェイスが動作しない。サポートに報告はしたのだけれど、この問題が解消されないとFT8では使えないと思う。後、画面構成、メニュー構成もガラッと変わっていて、SDR2 に慣れた人には違和感があるかもしれない。Windwosでこれなのだから、M1 Mac で使えるようになるには時間が掛かるのだろう。

後、SDR3を終了した後にゴミの様なタスクが残っていて、これを強制終了しないと次の起動が出来ない。まあ、いろいろあるもんだ。

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