カムバック浦島太郎が「さて、FT8やりましょう」となった時、何が必要か、纏めて見ました。但し、これらは最低限必須となる物です。
1 無線機
最新のリグがあるならそれに越した事は無いのですが、最低レベルとして周波数が
安定していて、直読出来る事が必須だと思います。目安としてはVFOが PLL化
されてるいる物であればOKでしょう。因に私が使っているのは約30年前の無線機
ICOMの「IC-741(50W)」です。結論から言うと快適にFT8でQSO出来ています。
送信電力については諸説ありますが、アンテナが多少貧弱でも10W程度あれば
交信は可能です(まあ、大きいに越した事はありませんが)
2 ソフトウェア
代表的な「wsjt-x」を使用します
3 パソコン
wsjt-x がサポートしているOSは Windows MacOS Linux となっています。
私の環境では全て試す事ができました。結果はLinux 以外は正常に動作しています。
Linux は私の環境と対応ディストリビューションが違っていて上手く動きません
でした。(バイナリパッケージが提供されておらず、make出来ませんでした)
最終的にはMACで運用する事になりますが、Windows についても書いていきます
(まだまだ、Macユーザーは少ないのですねえ)
4 インターフェイス
無線機とパソコンを接続する為に使用します。主な機能としては、wsjt-x からの
信号でリグのPTTを制御する事です。その他に無線機のスピーカ、マイクを
パソコンに接続する為の回路を実装している物もあります。私はJH4VAJさんが
領布されている「PCWI01」を使用しています。
5 オーディオインターフェイス
パソコンには。3.5mmオーディオジャックが装備されている事が多く、これを使用
する事も出来るのですが、システムが発する音(メール受信等)をがFT通信に
影響させない為にも専用のインターフェイスを使用される事をお勧めします。