今日、ようやくCQRLOGが使えるようになって、お題目「UbuntuだけでFT8運用」も何とか面目躍如の思いだが「そんなん、SunSDR何とか言うアチャラ製のリグやん。。ウチラICOMやし関係ないわ!!」との声が聞こえそうなので手持ちのIC9700 で試してみる事にした。元々衛星通信用に購入したのだがDXの面白さにかまけて全く火を入れて無かったので良い機会になった。
最初にUSBケーブルでIC9700とUbuntu(20.4)を接続する。lsusb で見ると
Silicon Lab の cp210x が認識されている。多分このまま行けそうな気がしてjtdxを起動してみた。。。無線機とのI/Fが繋がっていない。シェルから動かしたのでエラーメッセージが見える
画面で見にくいので抜粋すると
Hamlib: serial_open: Unable to open /dev/ttyUSB0 - 許可がありません
Hamlib: port_open: serial_open(/dev/ttyUSB0) status=-6, err=許可がありません
と表示されている。試しに /dev/ttyUSB0 を調べると
なるほど。root しか権限が無いのでアクセスさせてくれないらしい。取り敢えず権限を付与してみる
CAT が有効になった。オーディオを確認するとこれも動いているみたい。IC9700側の設定で音声出力を変えるとバーの位置が変わるので多分大丈夫。(2mのFT8は出てる局が少ないので実際の受信は難しい)
ただ、この設定はリブートすると元に戻るので恒久的な対策は別途必要になる。
参考までに無線機とオーディオの設定画面を貼っておく。
Ubunts では標準でシリコンラボのドライバや、USBオーディオのドライバが内包されている様でこれはありがたい事だ。IC9700で動いているので同様のI/Fを持つ、IC9300等でも動くと思うが、アマチュア無線家でLinux ユーザーってそもそも居るのかなあ??
現時点での実際の交信は受信出来ていないが運用画面を貼っておく