経緯
2020年にアマチュア無線にカムバックして今日まで(2024/02/15現在)DXCCを追いかけた結果Degital でのコンファームが241エンティティとなっている。これはまあそれなりの結果だと思うが、実はその昔にもDXCCを追いかけていた時期(1970年代)があってその頃にQSOしていて、今日の時点でまだコンファーム出来ていないエンティティが幾つかある。また、最近のQSOでも「紙QSLのみ発行するよ」的な局との交信があって、合わせると10局程度ある事が分かっていた。で、この紙QSLをLOTWに反映するにはどうする??との課題を暫く抱えていて今回、解消すべく動いた結果を記する。
紙QSLをLOTWに反映する方法
色々調べた事と今回JARL訪問で得た情報によると、次の3つ位方法が有りそうだ。
- ARRLへ直接紙QSLカードを送ってフィールドチェックをして貰う
- JARLでフィールドチェックをして貰う (対面 or 紙QSL郵送)
- DXCC OnLine にQSOを登録後にJARLでフィールドチェックを受ける
一般的には 2. か 3. になると思う。2. 3. の違いはと言うと、、DXCC OnLine で登録すると、QSO情報が予めARRLに登録されているので、フィールドチェックの結果がOKであれば即時にLOTWに反映される事。2. の場合はJARLから書類がARRLに渡った後、ARRLの職員さんが紙書類をみてデータベースにQSOを入力されるので時間が掛かるとの事。つまり、 3. の方が 所要時間が短いとの事だった。因みに費用は変わりないらしい。
申請方法
DXCCフィールドチェックを受けるのに必要な書類に付いて少し。必要な書類は、
1. DXCC AWARD APPLICATION
2. DXCC Record Sheet
の2つ。何れも下記URLからダウンロード出来る
https://www.arrl.org/files/file/DXCC/dxccapp.pdf
PDF形式なのでダウンロードして自筆で記入してもいいが、私はVisio使いなのでPDFを背景にして、前景にデータを記入して作成した。記入例を下記する。
表紙の記入注意点は
1. 中段下の「サイン、、」の部分は必ず自筆で記入する
2. 上段の New Award, Endorsement の部分は分からなければフィールドチェック時に聞く
QSOデータに付いては
1. 記入はバンド別、モード別に記入する
2. Country Name はDXCCリスト等で正確に記入する
( もし間違っていてもフィールドチェックで直してくれるので心配無いが、記入時にチェックした方が良い)
私の場合もこの CountryName が結構間違っていて修正頂いた。こう言う修正が有るので出来る事なら対面のフィールドチェックをお勧めする。今回は「JARLへ行く!」と言う目的も有って対面とさせて頂いたが結果的には良かったと思う。
JARLは大塚駅南口
JARLは12,3年前に巣鴨から大塚へ移転されたとの事。アクセスは大塚駅南口から徒歩5分程の距離でコンビニが入っているビルの6階にある。屋上のアンテナとビルのプレートがこちら。
審査結果
今回は対象QSLカードが20枚で審査時間が約20分。審査結果がこちら これで多分3ヶ月程でLOTWに反映されるはず。その頃にはペディでゲットしたエンティティと合算で250に到達しているはず(だったら良いな) 今回は本当に良い経験をさせて頂いた。JARL & 審査員の先生、有り難うございました!。
蛇足
実は今回訪問したJARLのほんの少し先に(今は無いが)四十数年前に勤めていた会社が有った。今回の大塚訪問は多分30年ぶり位だったが、嬉しい発見が2つ。当時良く通っていた洋食店「ABC」と、給料日にしか行けなかった焼き肉店「山水園」がまだ有った事。次回は是非訪れて見たいと思った。