Prism を日本語化する
完全では無いがPrismは日本語に対応している。設定方法は、Prism画面、右上の"admin"横の🔽印をクリックする。下記画面が表示されるので "Update Profile" を選択し設定画面を表示させて、名前、e-mail Address を入力。 "Language" を "ja-JP" に設定してセーブして画面更新をすると(F5等)日本語表示になっている。
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Nutanix CE の初期設定を行う.
この章で書く事はほぼ、その弐で紹介した下記 Youtube の内容と被るのでご容赦あれ
Nutanix CE インストール動画2
クラスターの名前付
最初にクラスターに名前を付ける設定を行う。画面左上の "Unnamed" をクリックすると設定画面が表示される。(下記参照)
ここでクラスタ名(私の場合、JH3DRN とした)とバーチャルIPを入力する。これは、Nutanix が通常3ノードで構成されるため、CVMのIPが3つ存在する事になる。この3つのIPを纏めた(3台のCVM共通)IPとして、このバーチャルIPを使用する。まあ、今回はCVMが1台なので関係は無いが。
ネットワーク関連の設定
最初にNTPサーバを設定する。画面右上の歯車をクリックし、"NTPサーバ"を選択する。下記の様な画面が表示されるので、NTPサーバとして "ntp.nict.jp" を登録する。
次にNameサーバを設定する。デフォルトではGoogle の "8.8.8.8" 登録されているが、自宅Wi-Fiのアドレス等を設定する。
次にネットワーク構成の設定を行う。画面右上の歯車をクリックし"ネットワーク構成" をクリックする。下記画面が表示されるので "ネットワーク作成" をクリックする。
ネットワークパラメータを入力する画面が表示されるので、下記画面を参照して入力する。
IPアドレスの管理方法として、私の場合IPアドレスの管理は、AHVに管理権限を設定し、その後 DHCPのIPレンジを設定:VMに付与 といった方法にしている。そもそも作成するVMの数が多くても10程度なのでそれで良いかと思う。
ストレージを設定する
画面右上の🔽をクリック。ストレージを選択して、テーブルビューを表示させる。
画面左上の "+ストレージコンテナ" をクリック。作成画面が表示されるので名前を入力する。(ここでは "JH3DRN-Primary" とした。)
AlmaLinux のイメージ作成
それでは実際にVMとして AlmaLinux 8.10 をインストールしてみる。ますは ISO イメージを下記URLからダウンロードする。
AlmaLinux 8.10 ダウンロートURL
ダウンロードが出来たら、歯車から"イメージ設定" をクリック。"+イメージをアップロード" を選択すると "Create Image" 画面が表示されるので必要事項を入力してISOイメージをアップロードする。(下記画面参照)
”保存” ボタンを押してアップロードが進行している様ならクラスタの設定が正常の行われている証拠となる。(下記画面参照)
少し時間がかかるが、アップロードが正常に完了すると下記画面が表示される。
AlmaLinux をインストール準備
画面左上の🔽から"仮想マシン" をクリックし、下記画面に従って項目を入力する。
正常にアップロードされると下記画面の様に仮想VM画面に緑🟢ステータスで表示される。
AlmaLinux のインストール
仮想マシン-テーブル 画面から先ほど作成したVMをクリックする。画面下の "Launch Console" をクリックすると、AlmaLinux のインストール画面表示されるので画面のガイダンスに従ってインストールを進めていく。 VMが正常にインストールされてイニシャル画面が表示される。
ここでVMのネットワーク設定を確認する。詳細は下記画面を参考にして頂きたいが、私の経験上 外部との通信が出来ない場合の原因としてDNSが正常に稼働していない事が多いと感じている。そのあたりをチェックして頂ければと思う。
インターネットに接続する
外部接続が可能かどうかの確認として、ブラウザ:FireFox でどこかのサイトに接続する。(私はいつも秋月電子さんのサイトに接続)こんな画面が表示されたら、とりあえずは終了。お疲れ様でした。