JH3DRN 趣味の徒然

主にアマチュア無線、電子工作について書いてます.

ExpertSDR3 V1.0.8 beta リリース?

2024年5月なんですけど?

少し前にEE社のHPから「2024年5月にEESRR3 正式バージョンをリリースする」旨の告知が消えていて??と思っていたら、今日(2024/05/31)Ver1.0.8 beta がリリースされていた。まあ、色々有って時間切れになって、取りあえず現状バージョンをリリースしたと思われる。バージョン画面はこちら

EESDR3 Ver 1.0.8
. ファームウェアのアップデートも無いのでマイナーバージョンアップだと思われる。早々にDWしてインストールしてみたがFT8で使っている分には不具合はない。リリースノートから更新情報を垣間見るとこんな感じ

新機能

  1. E-Coder/E-Coder2にモニタリングの有効/無効を切り替える機能を追加。
  2. パノラマの表示スポット数の上限が500に増加(スポットが多いほどCPU負荷が高くなる)
  3. 最大スポット寿命が60分に増加
  4. E-CoderまたはE-Coder-2でチューニングする際、RITおよびXITのチューニングステップが10Hzまたは1Hzになりました。
  5. SPLIT ボタンを 2 回目に押すと、TX 周波数は VFO A に戻る。
  6. ExpertSDR3 をもう一度起動すると、最初のインスタンスウィンドウが開きます。 最初のインスタンスウィンドウが表示されます。
  7. RadioSpotユーティリティのデフォルトサーバーのtelnetポートが23になりました(telnetの標準ポート)。もし ポートなしでtelnetアドレスを指定した場合、RadioSpotは自動的にポート23を使用します。

バグ修正
1. Linux OSでソフトウェアのスケーリングが正しくない. 2. 送信セッションの後、TCIがマイク入力としてロックされることがある。
3. SunSDR2DX で IP アドレス変更後に発生していた問題を修正しました。
4. トランスバーターバンドのアンテナポート初期化
5. TCI による周波数調整

そろそろスケジュールを明確にして欲しいなあ

元々、2023年のクリスマスに正式版をリリースするとアナウンスが有って、その後「やっぱり2024年5月だよ」とのアナウンス。で、5/31にいきなりV 1.0.8 のリリース。。。「説明不足じゃね?」と思うのは私だけ? EE社の状況も理解出来るし、そんな簡単に機能を実現できない事も理解しているけど、狼少年は今度で終わりにして欲しいと思っている。

思うこと

EESDR2が良く出来ていただけに、未だに3へ更新していないユーザーが一定数いる事は分かっている。確かに、デジタル通信以外で考えれば Ver2 も優秀だと思えるがデジタル通信に関してはVer3 の方が勝れていると言うのが私の考えだ。早い時期にファイナルリリースされる事を心から切望する次第である。