JH3DRN 趣味の徒然

主にアマチュア無線、電子工作について書いてます.

ExpertSDR3 (Ver 0.10.0 Alph) + JTDX v2.2.157-32A-rc5 M1 Mac で動いた!!

昨日、EESDR3-0.10.0 Alph + JTDX 157 がWindows10で動いたと書いた、リンクを送って下さった方(良く調べるとJTDX開発者のお一人でした)に 送ってくれて有難う。mac版は無いよね?と返信すると、有るよとの返信。こちらもリンクを教えて頂き先ほど無事に稼働した。ただ、稼働には幾つかの条件が有り結構苦労させられた。

  1. macOS は最新のMontereyで有ること&M1チップ搭載で有る事
  2. クラウド等からダウンロードする場合、macで無いWindows-PCでダウンロードし、そのファイルをNAS等を経由してMacに転送してからインストールする

⒈は言われてみればそうなのだろうけれど、まさか Big Surが未対応とは思わなかった

原因は開発ツールとして使っている Qt がmacOS 12.0.0 以降しか対応していないかららしい。エラーメッセージがこちら

Sorry, "JTDX" cannot be run on this version of macOS. Qt requires macOS 12.0.0 or later, you have macOS 11.6.1.

⒉だが、少々複雑であった。当初、送っていただいたリンクから使っているMacを使ってダウンロードしてインストールした所、”ファイルが壊れているのでゴミ箱へいれろ”見たいなメッセージが表示されて起動すら出来なかった。エラーメッセージを良く見ると ”Safariを使って何処どこのサイトからダウンロードしたファイル”みたいな事が書いてある。Macでのプログラム実行を管理する仕組みとして"Gatekeeper"があるがこいつの判断が大体次の段階に分かれている感じがする。(許可する順序として)

  1. Apple store から購入したアプリ
  2. Apple store と確認済みの開発元からのアプリ
  3. 開発元が不明だが確認すればインストールできるアプリ
  4. ファイルが壊れていると警告されるアプリ → 今回はこのケース
  5. コンピュータが壊れると警告されるアプリ

1〜3まではユーザが承認すればインストール出来るが4、5はインストール出来ない。

当初、Macでダウンロードしたパッケージ(*.dmg形式)を使ってインストールすると4.の警告が出ていた。で、Windows-PCでダウンロードしたファイルをNASに保存して、このファイルをMacからインストールしたら起動したと言う訳である。(ああ ややこし)

今回入手できたJTDXは M1 Chip 用にコーディングされており、ネイティブに動作する為デコード能力等がかなり改善されていると期待できる。インターフェイスもTCI に統一出来ていてEESDR3 とは、CAT, Audio ともTCI 接続できる。

最後にJTDX 157 の入手方法を書いておく

1 JTDX Technical Group (main@JTDX.group.io) に参加する

   (承認までに1日位かかるが費用は無料)

2 フォーラム(#eesdr3 etc)で ”EESDR3 のテストをしたいので157の

  入手方法教えて”と書き込む

3 誰かが連絡くれるのを待つ

EESDR3を使うと2には戻れない!(色々良く出来ている:このあたりは別レポートで)

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